7月1により、台湾ではドリンクスタンドやコンビニでドリンクを購入するときに、マイカップを持参すると5NTD以上の値引きになるそうです。昨年末にドリンクスタンドやコンビニエンスストアなどで発泡スチロール製使い捨てカップの使用を禁止する規定の草案を公表し、公告を経て来月より施行となっています。

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観光客が利用しようとしても結構ハードルが高そうに思えますね。同じ種類のドリンクを続いて購入するのであれば特に気になりませんが、タピオカミルクティーを飲んだ後、帰り道にすっきりしたフルーツティーを飲みたいと思っても、これは新しいカップ付きで購入するしかありません。利用できる方にとってはメリットしかないので、お得に敏感な台湾人は積極的に利用していくのではないでしょうか。

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ちなみに2020年の台湾の使い捨てカップの使用量は何と、22億個程であったそうです。さすがはドリンクスタンド大国ですね。コロナ前の2019年の統計であれば、もっと大量のカップが消費されていた事でしょう。今回の施策によって、使い捨てカップの消費量の15%減を目標として設定されています。



トラベル中国語で「パクチーを抜いてください」とか「袋を下さい」に続いて、ドリンク用に「カップ有無し」もスタンダードになるかも知れませんね。

参考記事:台湾、容器持参での飲み物購入、20円以上安くなる 7月から(フォーカス台湾)